廣辭苑前文方式。

「?D 大和但馬屋日記(http://d.hatena.ne.jp/yms-zun/20050414)」ヵラ引用。

…「現代仮名遣い」への置換へを強要されるかなづかひを一切排除してみた。「現代仮名遣い」だけを見慣れた人には一切違和感を与へずに、しかし実体としては正かなづかひを維持した文章といふことになる…

廣辭苑前文方式」しらずに近いコトをしてゐました。それは、おもに「現代仮名遣い」のサイトに對してコメントするときに、相手にビックリされないやうにといふ配慮ヵラです。もつとも、それほど徹底してゐたヮケではないので「なんなの?」とおもはれるコトもずゐぶんあつたみたいですが。


ひとつ疑問におもつてゐるコトがあります。それは、あるていど日語を理解できる臺灣の若い世代のひとたちにとつては、私の書く「繁體字(≒正字)+ひらかな(正かなモドキ)」が、どれほどの讀み心地なのか?といふ點です。*1
想像ですが、たぶん、中國における日語の教科書は、現在では「新字+新仮名」で書かれてゐるとおもはれます。このあたり、おなじく「新字+新仮名」での教育しかうけてゐない戰後うまれの日本人が「正字+正かな」をどのやうに受けいれうるのか?かんがへる際のモデルとなるやうな氣がします。

*1:繁體字+ひらかな : この形式で、中文/日文をまぜ書きする中國のひとのサイトはまだみない。「的」を「の」と書いたり、單語レベルでは日語まじりもみるけれども。IME辭書のもんだいで切替へがむづかしいのヵモしれない。
Qさんは「わかりやすい」と言つてくれたが、私は自分以外の實例をしらないので有點膽怯。