川o・-・)ノシ<次に、ブザマな結末に至つてしまつたあの誹謗詞のことだけれども。あの場合、含意を囘歸的に操作してスリ替える手法 -指示される對象の中心をズラしてしまふ狡猾なやりかたについてeulearは憤慨していたのですつてね。でもね、その惡意の矛先が私の名に掛つて來るやうに仕向けられたものだつたのだとしても、そんなのは明かに事實に反している比喩だつたのだから、べつに私は氣にしてなどいなかつたのに。それに、どんなふうな呼ばれかたをしようと、それは結局は呼ぶ側の品位の問題なのだから、いづれにしろ「ひとを詛はゞ…」なのだわ。それよりも、あのキーワードをあゝいふかたちで殘してしまつたのでは、私に係るひとたちを堕める結果になつてしまうんぢやないかと思うの。eulearが最後に行つた解説文の編集では結局誰も救はれないんぢやないかな。