20060722 ： 滑走路にもみえた。*1 *1:實際の舞臺は「田」字型で四方の邊縁を周囘するのが基本パターンだつたのだけれど「娘。」の出番などでは中央の「十」字型を利用して交叉路（※出会たり別れたりする地點）のやうな表現をしてゐた。この卒業生ふたりだけ…

滑鼠の右鍵を「コマンド選擇ボタン」とし、左鍵を「決定ボタン」と名稱替へしてはどうかといふやうな案をどこかで讀んだのが、急に記憶の底から浮上して來て「合點だな」とかおもつたり。 *1 *1:必要な局面で肝腎な處を失念してゐるのは二六時中なのに、自然…

未だ"文明"に觸れたことのない"未開の部族"を文化人類學者が觀察するときには、當の文化人類學者が齎す"外部性"の影響によつて被觀察者である部族内の文化的な行動パターンが變化しないやうに直截的な接觸を周到に避けるのだといふことだ。しかし"觀察"を始…

「ケツ男（※某ドラマの略稱）」で、地味だけれど好印象だつたシーンとして一點、桑野氏が"家庭ゴミ"を集積所に置きに行くときのキチンとした所作を擧げたい。普段は一見すると常軌を逸した"薀蓄野郎"のやうにみえてしまふ彼の役處は、しかし實際にはゴミの分…

颱風の如き猛烈な風雨のなかを猫の餌を買ふために少し離れたホームセンターまで出かけた。北からの強い風に煽られた雨は横毆りに吹き付けて來て傘を差してゐてもあまり効果はなく靴のなかに水が溜るほどにずぶ濡れとなつてしまつた。雨滴を滴らせながらスー…

四半期ほど通ひ續けた齒科治療は漸く終る。美容院もさうだけれど、信頼のおける他人の手に任せて體のメインテナンスをして貰ふのはとても氣持ちがよい。二六時中通ひたいところだが、あまり療術師に手間をとらせるのも何だし、他の重症の"痛い"患者を押し退…

（※これは浦木さんのところで拾つたバトンです。例によつて渡されたわけではなくて、任意隨便に囘答してゐます。すみません。） ・OS為？ 視窗的XP。買了電腦時是已經被搭載。 ・這台是你的個人電腦？還是公司或家人共用的電腦？ 眞是家人共用,但現在是我專…

http://d.hatena.ne.jp/keyword/%a5%c9%a5%b6%a5%f2%a5%bf?kid=169998&mode=edit#c ↑この關鍵詞に關しては協議の結果、私は對抗する意見を持つ者に讓歩をしてしまつたので、新規の不當な編輯行動がなされない限りはこちらから削除動議を出すことは出來なくな…

竹芝棧橋から出て東京灣內を一周する"納涼船"なるものに乘つた。要は、定期航路に就いてゐない空きのフェリーをビアガーデンに仕立てたものゝやうだ。この時季に"納涼"といふのもどうかなといふ感じはする。やつと"夏休み"が取れたのだけれど、世間では今週…

時事的な話題を採り上げたのはちよつと失敗だつたかなあとおもふのは、アクセス數の急激な變動について好意的な解釋が出來るほどの器がないからではある。電腦網での情報取引量の偏りについて行けないのは相變らずだ。存在する情報の質は不變であるにも關ら…

結局、阿部ちゃんの「結婚できない男」は最終話までみた。先週の話で*1彼の日常から缺落してしまつた幾つかのピースは元の位置に戻つて來たのだけれど、その戻り方の過剰さがストーリーの進展を一氣に加速させた感がある。役名さへも與へられることのなかつ…

勉強してゐる姿といふのは他人にみせる爲のものではないのだから、それが我々にはみえないといふのは當たり前のことだよ。沒問題。雜音に踴らされないこと。 她顯示學習的身姿爲了對別人? 那個不是學習の目的！ 當然我們她身姿看不見也, 但我們應該不介意多…

現在は北海道方面にある颱風が、氣壓の低さにモノをいはせて黒潮上の暖氣を引張つて來たのが原因して、東京では蒸し暑い日となつた。梅雨時と秋雨の時季にイラガ*1が矢鱈と出て來るのは、この蟲が東南アジアのどこかから前線に沿つて風雨に乘つて遙々と日本…

敢て具體的な情況の説明は省くけれども、ブッキングの対バン*1で久しぶりに顏を合はせた音樂家が相變らずの調子でプレイしてゐるのをみると、なんだかとても嬉しく感じる。まあ、今日はそんなふうだつた。 *1:最初に「對バン」と書いてみて、それでは説明不…

アタクシのなかでは相變はらず「池袋を過ぎたってこの愛は永遠♪」だつたりしたので、「でも俺の胃袋に言わせるとそれはせいぜい池袋どまり」なんて歌はれちやつたりしたのは結構衝撃でしたよ。まうちよつとシャンとしなきやなあ~

雨は上がつて、冷涼な秋の空氣と入れ替つた。つい數日前に夏の終りの挨拶を交したばかりなのに、ちよつとした上着がないと寒いくらゐだ。冷えたせゐか、腱鞘炎の具合は稍々惡化してゐる。「きしんちゃん*1」ではないが、動かし方によつて、痛みがピキッと走…

スタヂオの變更があつたので、すこし疲れた。部屋の鳴り（殘響特性）に馴れるのに時間がかゝる。全體に明るめに響いてゐる印象。kitは"MX*1"で、べつに困るやうなトラブルはなかつた。何故だか、またもやライドは"Ping"だつた。實はコレ、流行つてゐたりする…

きのふのはなしの序でといふか、阿部ちゃん*1のドラマのあとの時間に「ぷっすま*2」をみたりすることもあるのだけれど、ユースケ・サンタマリアといふひとは渥美清にどことなく似てゐる氣がする。彼を起用して「寅さん」の新裝版を作つたら、なかなか良さゲ…

まうテレビはみないなんて以前に書いたけれど、電視劇「結婚できない男」はみてゐる。阿部寛が主演のドラマは可能なかぎりみることにしてゐる。セクシアルな表現に全く頼ることのない（それが"戀愛"そのものを扱ふものであれ）彼のドライな演技には非常に魅…

本來なら明日發賣預定の紺野さんの寫眞集は、出勤前に書店に行つたら案の定すでに積み上げてあつたので迷はず購入。もはや何の躊躇もない自分に少しあきれる。かうした商品について、いつ頃どの書店に行けば前倒しの販賣にありつけるかの預測が出來るやうに…

眞夜中に雷が近付いて來た。發光の度に照らされる北西の空の色は淡いイエローオーカーなのに、室内ではそれが水中の蒼みを帶びた白色にチカチカと反射する。まるでタングステン光用のフィルムを白晝に誤用したみたいな風景が切れぎれに顯れる。眠りが淺いの…

9/5付けのあなたの記事（メモ？）をみて心強くおもつた。マトモなかんがへを持つひとはゐるものだとおもつた。たとへ大きな聲を出すことは叶はなくとも。 もし、をかしな記號が散發的に現れて來ることがあつたとしても、さうしたものはいづれ淘汰されて行く…

9/10發賣預定だつた紺野さんの寫眞集全集は9/12が發賣日になつたらしい。かんがへてみれば日曜日が發賣日といふのはちよつと聞かないはなしではある*1。巷の噂では、この書籍の題名は"Sweet Days"だといふことだけれども、肝腎の出版元の情報は相變らずの"假…

齒醫者のあとで出勤前に紀伊國屋（書店）に寄つた。ずつと搜してゐた漫畫をやつとみつけて購入。この作家は『カフカ―マイナー文学のために (叢書・ウニベルシタス)』で論じられるところの"マイナー"そのものであるかのやうだ。かうした仕事を續けられてゐる…

物事をどのやうに分節して行くかで、所謂"通じる/通じない"といふ部分が大きく變化するのではないかといふ感觸がある。母國語ではない言語の解り難さといふのは、逐語的な部分での表面の違ひや文章のなかでそれがどう竝べられてゐるかといふことの違ひよりも…

もはや這裡では小紺姐についての明るい話題が不足してしまつてゐる感が否めない。（※中略...）かうなつてしまふとキーワードの自動リンク機能といふのが本當に恨めしい。

少し前、富田京子さんのはなしに些とばかり觸れたものだから、プリプリを無性に聽きたくなつてアルバムを引張り出して來た。2ndの1曲目"19 Growing Up"。「君は今でも巧く毎日を切り拔けてやつてゐるのかなあ。約束したことを憶えてゐるかい？オレたちは別々…

"hyper-koncom.no-blog.jp"は月末〆で公開することにしたと説明してゐましたが、どうにも氣分が沈んでゐて乘り氣がしないため、これを無期限で延期します。どうにも身勝手なことで申し譯ありません。平に御容赦願ひます、ごめんなさい。 *1 *1:結局、今月な…

先週、スタヂオに設置されてゐるkitが"Zenithal Resonator"で「爆音ドラム」だと書いたが、あれは取り下げる。要は演奏法次第なわけで、特徴的な點は「音程が明確」「個別の音が明瞭」「音の分離が良い割に樂器としてのまとまり感もある」といふところ。なあ…