READY! KICK OFF!!

一年ぶりのヘブンイベント『紺野流』とっても愉しかつた。頼もしき我らが紺野さんは寒さをモノともせずヤル氣滿々の半袖ユニフォーム(鐵壁グレーver.)で御登場、臺本と思しきA4ファイルを携へてマイク片手に凛々しく司會を務めた。出席メンバーは他にコレティと仙石先生に能登有沙さん、それから新人の矢口(めんちゃん)さん。内容は例によつてコンサートの曲間でのトークを長くしたみたいなものが主體となつてて、あとは出演者への質問に答へるコーナーがあつたり、「めんちゃんの血液型はO型」とか「NOTTIの携帶プレーヤに入つてるボーカロイド樂曲の收録數は100曲を超えてる(※具體的な數値は失念)」とかのデケデン♪なクイズ(優勝者への景品は生キャラメルだつたが他の囘ではまた別のモノだつたらしい)などの遊戲を經て、司會者が「愉しい時間が過ぎるのは…」と〆に當つて仰るとほり、名殘惜しくもあつといふ間に終つてしまつた。*1

*1:…それで、これはヘブンイベントなものだから、歸り際に出演の皆樣が客の一人ひとりと挨拶を交して下さるのだけれど、順番が前列の上手側からだつたので…て、オレが先頭ぢやないか! 「HEY!JO-SHIN~~YES,平常心♪」と、開演前に流れてた新曲のフレーズをあれだけリピートして聽いてたのに、もう心中は穩かでゐられない。その上、出掛ける前にふと思ひ立つて慌てゝ書いた(打つた)初めてのファンレターは封筒を用意してなくて、たまたま手持ちだつた會社の事務封筒にその場で捻ぢ込んで宛名を毆り書きといふ首尾の惡さ。可成り破れかぶれとなつてしまつたけれど、そんなふうに無計畫に賽を抛げたのは自分なのだからジタバタしても始まりやしない。斯うした贈物の類は慥か直截に渡してはいけない例になつてるはずだからと誘導のスタッフさんに託して登段する。そこから數メートルばかり續くパイン材の床が奇蹟のやうな「同じ」地平となる…のだが、邂逅の事實だけで既にいっぱいいっぱいで、たいした言葉をかけられないのはいつものこと。「手紙、書いたから…」なんて、それぢやまるでマイヨジョーヌを着た『僕生き』のテル君だ...orz