春の嵐。テヵ猫。

飼つてゐる猫*1がやたらと甘ッタレに育つてしまつて辟易してゐる。完全な屋内飼ひ*2のせゐで人間との關系が過度にクローズなためなのだらう。に、しても、外出するのもひと苦勞だ。
けふは荒れ模樣の天氣で、梅の花がずゐぶん散つてしまつた。遲くヵラまとまつた雨。
食亊は牛皿と青カビの生えた乾酪*3。酒はバローロ。猫は膵臓がちいさく、アルコールの分解能力が低いらしいので、呑むといふほどは與へられない。すこし舐めさせてやると滿足はするやうだが...

*1:6歳くらゐ?の短毛の雑種で、シッポがながい。茶トラといふ触れ込みで仔猫のときに貰つた元ノラの去勢牡。出身は横濱方面。私の見立てでは、茶トラといふより、ハラ側が白い黄色の...と、いつたはうが、シックリくるなあ、とおもふ。そろそろ老猫の部類にはいるのかもしれないが、至つて元氣。

*2:軟禁ともいふ?

*3:この食亊は人間用。猫は專用の乾燥餌を喰ふが、銘柄は何でもよいらしい。その點では、氣難かしさがなくて、つきあひやすい相手だ。しかし、納豆のネバネバやミカンが好物といふのは、猫としてはどうなんだらう?と、おもふ。