<font size="1">の試驗。</font><br />

 日常の會話において、直截に禮を述べたり謝罪したりすることは、それほど多いことではない。しかし、電網上ではそれらがあたりまへのやうに流通してゐる。
 それが不自然なことかといふと、私はさうはおもはない。書きことばなのだから、そんなにヘンでもないのではないか。

 …さて、こゝでもんだいがある。電網上のことばといふのは、ほんたうに「書きことば」なのだらうか。
 論文を書き、それを電子化して網路に公開する ―それは「書きことば」にちがひない。

 では、電子メール、或は電子メールのやうに氣輕に書かれるブログの類はどうだらうか。それはおそらく、口頭で話す感覺によりちかいのではないかとおもふ。
 すると、「書きことばなのだから、…不自然ではない」といふ、先の論説の根據は崩れる。

 だが、實際にはやはりさう不自然でもないとかんじてゐるわけなので、論據をまちがへたといふことなのだらう。

 「書きことば」ではないが、儀禮的なことばをもちゐても不自然さをかんじないことば。これは一體なんなのだらうか。



※ あゝもんだいなくちいさくできるみたいだな。ヨシヨシ...*1
*2

*1:試驗 : これはね、携帶電話での「はてなD」の編輯を、ふだん私が「ブログ人」用としてつかつてゐる記法(もちろん、全體のフォント指定まではしてゐない)で書くとどうなるのかをためしてみたのですよ。「はてな」て、以前は<通常のタグ>を挿入すると、わけわかめになつちやふコトがあつたのだけれど。どうやら、ダイジョブになつたみたいだな。(※ただし追記の注參照)
 さういや、携帶電話での再編輯時にも半角/全角の別は保たれるやうになつたしね。「かんたんログイン」にもだいぶ馴れた。

*2:追記 : 見出しと本文のあひだとかの「はてな」特有の機能を併用する場合は、<br />タグなどで區切つてはダメなのだな。ぜんぶをタグ指定するのはやめたはうがよささうだ。