12/14夜
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前半部、最初に新曲が披露された後には『…カスタード』『愛されたい×2』などディスコ調の樂曲が續けられた。しかし立ち見の1階フロアでは後方から雪崩樣の凄まじい壓が掛かつて來てるものだから、優雅にダンスなんかしてる場合ではない。それに調性がいきなりマイナーてのも稍々戴けないと思ふ。私見では「何からすれば~♪」の次に來る樂曲は「…間に合はない戀愛はないだらう~♪」であつて欲しい感じがあつた。リズム（ノリ?）の繋がりが如何よ -てのもあるけど（これらマイナー調の舞曲は中盤で壓が引いて稍々落ち着いた邊りに來ると良かつたかも）どちらかと曰へば雙方ともに「この地球の…（地球の上で…）」に掛かつてるわけだから -てトコからしてだね。…そんなこんなでモミクチャになつてる裡にコンサート中程での樂曲の順番なんかはもう記憶が朧となるから、この文章はレポの態を成すことはない。たゞ事前の「意外な樂曲を演る」との情報から、なんとなく中盤では外部の樂曲からのカバーを演るのかと預想してたんたけど（ふつう? の輕音樂のギグなんかからの連想だな）もちろんそんなことはなくて、結局はH.P.オリヂナル樂曲のオンパレードだつた。まあ、さういふ相變らずなトコロがこの界隈での受容側における精神の安寧と平穩を保證してるてコトは理解してるつもりなので、氣持ちを切り替へて黄色いサイリウムなんかを矢鱈と振り囘してみたりなど（ピンクは賣り切れだつたからね）。印象が強かつたトコロでは、カン娘の『先輩…』で紺野さんの長臺詞キター!!とかもあつたんだけど、人垣に遮られて悠りと歩む姿がチラリとみえるばかりで（まあそれも佳ナリとするか）とか。『マイデアボーイ』で、えゝと「帽子」は? とか思つたりするのはたぶん舊いPVの觀過ぎによる殘像だな。娘紺は觀たことがないから比較は出來ないけれど當時は斯ういふ勢ひだつたのかなとか思つたり。ちやうど石/吉が基幹となつてゝ成長中のゴロッキーズみたいな感じにエッグ連が配置されてるところなどからイメージを重ねてしまひたい誘惑は春先のツアーの時からあつた。新しいグループとして全面的に受け容れる態勢でゐるところで、舊い知識がチラついたりするのはちよつと困惑する部分でもあるが。…で、次が「タオルを振り囘せたつてギウギウなんだから無理だつーの」と心で叫びながらの『…盛り上げて いこか~』で妙な盛り上がりをしたところで、いつもの御機嫌な『…すんずれい♪すんずれい♪』。それから『…たろうぜ!』でVサインを高く掲げるキャプテンに應へてピョンピョンと跳ねてみたりとかで愉快愉快。…（なぜか後半は演目の憶えが良いな）てトコロでひとまづ幕。アンコールは『…ベル』と『ドリミン』。初心を忘れないといふ組み合せのやうだな。ツアーT*2で出て來るなんて會場の皆樣との一體感を企圖したニクイ演出で、今囘は應援籏ではなくてコレがインプレシヴ・アイテムか~!といつたところ。…楽しかつた。
