電子式文書作成機。

ワードプロセッサを捨てた。この手の機械はいまゝで5基使つた。*1うち2基は完全につかひ潰した。最初の機械は、5行ほどしかモニターに表示されない、プリンターを除けば現在の携帶メーラーとさして機能に違ひのないシロモノだつた。これは、當時働いてゐた會社に買つてもらつたモノだ。
JIS1規格のかな入力鍵盤はこの機械でおぼえた。英文タイプはもともとつかへたので、ローマ字入力でもよかつたはずだけれど、手書きで文字を刻む感覺ヵラすると、子音/母音を區切つてかんがへてゐるヮケではなく、畫のぜんたいをながめて出力文字を決定してゐるのだヵラ、1釦にひとつのかな文字を當てゝあるはうが、和文の文章作成には向いてゐると直感したのだ。原稿の清書ナドの文章の書寫ダヶならローマ字でも可能だつたヵモしれないのだヶドね。
日本語入力のやりやすさについていふなら、ワープロ專用機はスバラシイ。電腦器用ソフトなど、比較にはならない。しかし、たぶん今後は專用機をつかふコトは二度とないだらう。舊い電氣機器の機能を維持するのは、あまりにもたいへんだヵラだ。そんなヮケで、電腦器用ソフトのさらなる發展を願ふ。私たちの「世界Aの報告書」を作成するにふさはしい装置が早急に出現するのを期待してゐる。
*2

*1:サンヨーのワードプロなど。メーカー/機種はまちまち。最後につかつてゐたヤツは、東芝のルポ。

*2:かの、バグライターは何處に? : 書きなほしたら、消えてしまつたのですXDD...鍵語をつくつた意味がなくなつてしまつた!潰れるマデつかつた機械のコトを書いてゐたのだけれど、おもひいれタップリなかんじが、なんかヤダナといふ氣がしてきてやめてしまつたのです。しかし「クラーク・ノヴァ」なんて鍵語はだれも必要としてゐないのぢやないかしら?またまた失敗をやらかしてしまつたのか...