文字打出機。

で、コメントつながりで「yasuokaの日記(21275)」を讀んだ。
ローマ字變換がかな漢字變換を驅逐してしまつたのは、やッぱりHow to物の教師あたりヵラだつたのだな!
QWER(?)鍵盤でながいコト英文を打つて來たヶド、ワープロを使ひ始めたときにはその配列で日本語を打たうとはおもはなかつたがなあ(アタシや自學自習)。東芝canonNECSHARPもイロイロ使つたヶド、JIS 1(「JIS C 6233」て、いふんだ。へえ)鍵盤でもんだいなく「かな」入力してゐたので「機種ごとの仕樣の違ひが傳々だからローマ字で入力すべし」なんていはれてもピンと來ないデス。
あ、富士通は使つたコトないヵラ「親指シフト入力」てのは知らないや。その市場シェア 20%がもんだいだつたのね...


關系ナイけど、ワープロ以前にカタカナだけの英文タイプ型の活字方式のタイプライタが一般にも普及してゐたら、どんな文學が登場してゐたのだらう?
もちろん出版社に入稿したあとで、編輯や校正で漢字かな混じり文に變換するといふ前提だけれど。かのクラーク・ノヴァバロウズとの關系みたいなのもあらはれたのかなあ、なんて。*1

*1:機械としての相違點 : ポータブルの文章作成機として、いまではノート電腦なんかもあるヶド、指先で文字を「刻む(彫む)」實際の力學と創造との關系に注目したい。電腦空間での幻想(サイバーフィクション)と、肉體の痛みを伴つた幻覺との違ひに注意。