2005-09-05 陥沒地帶。 日常 昨晩は、呑み屋をでると瀧のやうな雨で、ビックリしたよ。水の飛沫が煙幕のやうに廣がつてゐて「夜の底が白くなつた... 」とか、康成の小説みたいなフレーズが頭をかすめたり。 コドモの頃、ニュースで河の堤防が決壞して住宅が流されてゐるのをみたコトがある。實は、今住んでゐるのは、その邊りだつたりする。 いつもは涸れてゐる舊い用水路に、凄い勢ひで水が流れてゐるのを横目でみながら、靴をズブズブいはせて家の階段を昇つた。 今朝、驛前の銀行 ATMが冠水のために故障したのを知つた。