それで好いのか? 漢字...

◎聯合國文件廢繁體字? 2008改用簡體為唯一標準*1
http://tw.news.yahoo.com/060323/195/2ys65.html
→ 2008年以降に國際聯合(聯合國)の公的文書で使ふ文字をすべて簡体字にすることを決定したといふ報道(東方日報、北京晨報 / 23日)です。
(※ http://d.hatena.ne.jp/kuonkizuna/20060324 経由)


コンピュータを使つて文書を作成する時代に、文字の簡略化を推進する意味とは何なのだらうか。手書きではないのだから「畫數が多いから面倒、間違へやすいし...」とかいふ理由は成り立たないはずだが。*2


簡体字化への反對勢力はもはや臺灣の邊りにしかゐないのだから「少數は多數に從へ」といふ方式になるのだらうが、これが許されるとなると日本式の略字も大陸中國に對しては少數なのだから、國際性を考へると中國式簡体字に統一される必要が生じて來るわけだが... それで好いのですか?

*1:稚譯を http://d.hatena.ne.jp/eulear/20060326#p1 に戴せました。

*2:むろん、手書きのときには略字を使用してもかまはないとおもふ。變な「平均主義」で「統一」を圖らうといふのが問題なのだ。
「絶對的な意味の傳達」といふ「用」を採るのなら「正體字」を棄てゝしまふのは間違つた選擇だといへる。