共有し得るのは虚構世界だけですから...

こんこんのファンが虚構重視だというのは...(※http://d.hatena.ne.jp/eal/20061207)』とエレンさんは仰るわけですが、私の場合についていふなら、これはまたみごとに見拔かれてしまつたなあ‐といふ感じですね*1。實際のところ、紺野さんとの現實の邂逅を求めたりはしてゐませんでした。紺野さんと私たちが共有し得る空間が虚構世界に限定されてゐるといふのは、預め涼解されてゐたことなのです。現實の地平では、紺野さんと私たちは互ひに全く異なる場處に身を置きつゝそれぞれの懸案*2に對して「頑張つて」取り組んでゐるだけだつたりします。しかし、そこでうまく結果を出せたり、逆に跌いてしまつて氣持ちが逸れてしまふことがあつても、でも「こんこんは自分のペースで今日も頑張つてゐるだらう」とおもふと、やはり負けてはゐられない‐といふ氣になつて來るといふことです。それに、私たち*3が「曲がることなく」誠實に日々を生き拔いて行くことは、きつと紺野さんにとつての心の海原を照らすサイリウムの燈となり得るんぢやないかとかんがへてゐます。

*1:虚構重視かも... :「私の場合は...」と強調しておく。 他の方々について、結局は判じ兼ねますから。

*2:懸案 : 生活そのものとか。眞直ぐ進んで行くことは重要な課題です。

*3:私たち : 紺野ファンたる同志のことです。たぶん貴方も含まれてゐるでせう(※それは違ふ!‐といふ向きには預め御詫びしておきます)。