日記。

遲い夕飯を摂りながら電視節目*1をパチパチ囘してゐると「スイング・ガールズ(…といふ映畫です)」を廣播*2してゐたので、そのまゝなんとなくみることにした。かなり亂暴にオンボロ樂器を修理したりとか*3拍のウラ打ちを理解しただけで突然に演奏が上達してしまふなど「そんなわけないぢやん」といふ突ッ込み處は滿載だつたけれど、映畫なんてのは所詮はフィクション。受容の過程で饒なイメジが開花してくれるならば氣にすることでもないだらう。…ちふわけで、なかなかおもしろく愉快な御噺だつた。

*1:「チャンネル」の意。無理矢理に漢語を宛てゝみた。

*2:放送(放映)することの意。上に同じくの試み。

*3:あんなやりかたでは、ふつうはピッチが歪てしまひますから、本當ならマトモな合奏にはならないでせう。