日誌。

なんか、超ヒサブリに平日に休みを取つた。有給休暇の消化が全く出來てをらず、2年前に發給された分がまだ殘つてゐたりもする。ヒマは無く、そして當然のやうに貧乏といふわけだ。とりあへず休みの日はショッピングだよなあ矢張り−とか何とかとおもつて、僅かな貯蓄を一部崩して本棚を買ひに行つた。引越して以來(※これも慥か2年前)段ボール凾に入れぱなしだつた本の山を漸やう取り出すことが出來た。しかし、まだ實家に保管してある分も引き取らなければならないので更なる投資が必要となる。そのうへ、棚を設置出來る殘りの空間も心許なくなつて來た。圖書館さへ充實してゐれば本なんか個人で所持しないで濟むのになあ−などゝよくおもつたりもする。さういへば、大學を退學してからいちばん困つたのは、自治體で運營する圖書館の藏書が薄くて調べものがまるで捗らないといふことだつた。話題の新刊やらハウツー本などは個人が本屋で購入すれば好いだけなのに、同じタイトルを税金で何册も買ひ込みやあがつて... などゝ當時は毒づいたりもしたけれど、多數の役に立たなければ公共事業としては失敗となるのだらうからなあ−と、いまは大人なのでとりあへず一定の理解を示しておく。