日記。

本棚をもう一本増設した。このまへ作成したのとおなじ製品だつたので、苦もなく短時間で組上げることができた。もはや家具職人−といつたらいひ過ぎだけれど、これなら「ムショ」に入つてもやつて行けさうだ(※ハナシが逆だ)。私が幼かつた頃、父親はかうした家具を、無垢の板材を買つて來て自分で圖面を引いて誂へてゐた。それが專門の大工さんではなくて、たゞの研究所勤めのサラリーマンだつたのだから畏れ入る。御蔭樣で、棚板がすぐに曲がつてしまふ出來合ひの本棚に滿足することができないでゐる。だから、今囘の増設もとりあへずの措置でしかない*1

*1:きつと、かうした「とりあへず」と一生付き合つて行くのだらうな。まるで、いつまでも走り續ける「ロックンロールバンド」みたいだ... oh yeah!