川o・-・)ノシ<貧困てのはきつと正當な勞働の機會を喪つた者の置かれた状態のことなのだわ。相變らずコスト削減の企業戰略は生産的勤勞者の雇用の見直しにばかり向けられていて、生産據點を勞働賃金の比較的に安い海外へと移轉したり、從業員の期間契約雇用化やら勞働時間のパートタイム化やらを推進しているわね。その結果は企業に收益を齎すべき國内消費者の財力をどんどん低下させているのだけれど、大商いはトレーディングに依つているから -てことでそんなのは關係ないのかしら? 經濟のグローバル化だか何だか云つても「カンパニー」の本質まで變へてしまつては、もはや「ひと」を募る資格はなささうね。ところで「働く者たちがみづからを『貧しい者』ではなく『搾取されている生産的勤勞者』と考へるやうになるのを助けたことが勞働運動の功績のひとつだ」て、アルチュセールは云つていたわ*1。それでは、増加の一途を辿つているらしい、みづからを「難民」などゝ呼ぶ者の「貧困」を解消するには如何すればよいのかしらね。