想法

日記。

どうすることもできないことについては「書かない」といふのも好い選擇であるのかもしれない。

無限定的夢幻共同體。

アイドラトリーの構造を活性化させ、そこに關係する者達すべての時間を美しく好ましい記憶としてその後にまで持續する爲に留意すべき點は、拝跪する者と偶像たる對象が關與する場においては相互に「共同」の意識を持つて眞摯に事に當るべしといふことだ。與…

もえない。

「萌え」の何がいけないのかといふに、まづそれが一方的な「消費」の態であるといふことが擧げられるだらう。受動詞としての「萌え」を宛てゝ形容される、この情動が意味するのは、對象から愉樂の感覺を「享受すること」のみであり、しかもその欲求には際限…

また、ドラマの感想の續き。

「ケツ男(※某ドラマの略稱)」で、地味だけれど好印象だつたシーンとして一點、桑野氏が"家庭ゴミ"を集積所に置きに行くときのキチンとした所作を擧げたい。普段は一見すると常軌を逸した"薀蓄野郎"のやうにみえてしまふ彼の役處は、しかし實際にはゴミの分…

無題。

時事的な話題を採り上げたのはちよつと失敗だつたかなあとおもふのは、アクセス數の急激な變動について好意的な解釋が出來るほどの器がないからではある。電腦網での情報取引量の偏りについて行けないのは相變らずだ。存在する情報の質は不變であるにも關ら…

"Anti-optimization"の立場から。

人氣サイトにリンクされる苦しみといふのは、當のリンク元の管理者にはなかなか解らないものであるのだとおもふ。普段いち日に10件くらゐしかアクセスがないサイトに、桁がひとつ違ふアクセスがあれば、その弱小サイトの管理者はビビつてしまつても不思議は…

部門別の見出しについて。

カテゴリの[中文]と[日語]の區別が、やはり意味をなしてゐないやうにおもふ。 これらを統合して[ことば]などに變更するべきかと迷つてゐる。 關系ないけど、今日は編輯文内に通常の「<a>タグ」を打つても全然利かないなあ。しかたがないので「はてなタグ」…

地下に垣はいらない。

いろんな處に細かな仕切りが設けられてゐて、面倒なことばッかりだ。音樂なんて「音樂」でしかないぢやないか。演奏家は自分の演奏(藝術)を追究することがすべてのはずだ。アングラを氣取る者が商業音樂を敵對視した批判をするなんてのは恥べきことなのだ…

蛇足。

あと、プレイヤーサイドの發想からすると、自分の行爲が[音樂]かどうかなんてのは思考の上にはなかつたりするので、カテゴリ云々といふはなしは苦痛だ。 ジャンルについて「…ノイズですよね?」と訊かれたところで、「へえ、さうなんだ...」くらゐの感想し…

「成長する断片」

◎じぶんグループを作ってみた(焚書官の日常 (5)) http://d.hatena.ne.jp/mutronix/20060201/mygroup ※「断片部」についてのmutronixさんの想法。 ↓あと、コレも... ナルホドなあ... http://fragments.g.hatena.ne.jp/mutronix/20060201/p2

メタモヒカン族

http://mohican.g.hatena.ne.jp/tenkyoin/20060106

カテゴリ。

とりあへず「中文(中國語)」と「日語(日本語)」をわけて設定してみたのだが、ダブリが多いので「語言(ことば)」で統一してもよいのかもしれない。 ものごとのひとつの側面だけをみつめて抽象するやうな方法でかんがへるのが苦手だ。いつも氣が散つてゐ…

4/2 の日記の補足。

*2 : 兵隊が派遣された先において、「反對勢力(おほくの場合、その地を統括する國家權力)が武力による抵抗をしなければ殺人行爲は行なはれないのだから、抵抗せずに要求を呑め」と、いふのが派兵する側の國家權力の論理なのだらう。しかし、要求を突きつ…

忘年會だつた。

(※忘れなきやならんほどの活動はしてゐない。) こゝで、モヲタだと宣言してしまつてゐるので、來年もそれほど仕亊はみこめないだらう*1。べつによいが。 アングラといふのも定型がある場合がそれなりにあるので、つきあひには氣をつかつたりしないでもない…

その名のもとに?

「はいぱーこんこんのブログ(さがさないでください。)」といふ網誌を OCNブログ人ではじめたのが、一聨の公開日記のはじまりだ。むろんその URL名が示すとほり、早安少女組(5th generation)の「おじゃマルシェ紺野」を「應援」するためだつた。 しかし、…

日記なので穴を埋めておく。

metablog的には、かうした行爲はそのブログの質を下げるか、もしくは薄めるものとして批判されるヮケだが、傑作記亊ばかりを需めるのはデジタル至上主義の惡いクセだとおもふ。いつけんするとノイズでしかない裾野の部分を切り捨てゝしまふといふのは、個の…

讀書。

かなづひがコレだからつて、舊い本ばかり讀んでゐるわけぢやないよ。 それから、倉橋由美子はほとんど讀んでゐるけれど、丸谷才一はぜんぜん讀んでゐないです。 さういふもんだいぢやないのよ。 そんな括りはどうでもよいのです。 すきな作家として、小川国…

コンコンが足りない!

日曜日である。本來ならばハロモニの話題ナドで盛り上がらなヶレばならないヮケですが。この一箇月、あまりの忙しさにソレどころではなかつたり。そんな私を、ヲタのみなさまはどうおもふか? ちふか、さういふ看板は降ろしてくれよ。と、いふ意見もチラホラ…

「父の日記」を讀んで。

「父の日記」*1 http://blog.goo.ne.jp/m-cedar昭和16年暮れの日米英開戰からはじまる日記の寫し。 南方戰線に從亊してゐたm-cedarさんのお父樣が記してをられたものである。 平成16年の同じ日付けから寫し始められてをり、たいへんなまなましく、身近かな亊…